尊敬するボクサー、師匠の原田(ファイティング原田さん)さんは、もちろんですが、ここでは、個人的に好きなボクサーを書けるときに記載した
いと思います。
【ウィルフレド・ゴメス選手】
1974年世界選手権に出て、全試合ノックアウト(KO)勝利で優勝しました。
1977年プロ入り後初のWBC世界ジュニアフェザー級選手権試合で12回テクニカルノックアウト(TKO)で勝ち、王座を獲得しました。
以後、王座を17度連続で防衛し、全てKO勝ちという記録を残しました。ちなみに、17回連続防衛は、スーパーバンタム級の最多連続防衛記録
で、連続KOの世界記録でもあります。
ちょっと前といっても、34年前に日本人のロイヤル小林という選手とと対戦し、3回KO勝ちしました。同じ年に、それまで43戦全勝(42K
O)の世界バンタム級王者であるカルロス・サラテというメキシコの選手に5回KO勝ちで「史上最高のKOキング対決」というボクシング史上でも
有名な試合です。
ところが、1981年タイトル保持したまま、1階級上のWBC世界フェザー級チャンピオンの「サルバドル・サンチェス」とタイトルマッチを行
いましたが、なんと、8回KO負けをし初の黒星となりました。
1982年に、ルぺ・ピントール選手に14回KO勝ちしましたが、翌年 WBCジュニアフェザー級王座を返上しました。なぜならば、翌年の、
WBC世界フェザー級王者「ファンラボルテ」選手に挑戦するためです。
見事勝ちましたが、ゴメスにとって2階級制覇でもありましたが、初の判定勝ちでもありました。
1984年、初防衛戦で、アズマー・ネルソン選手にKO負けで、王座から転落したにもかかわらず、1985年、さらに1階級上げてWBA世界
ジュニアライト級チャンピオンのロッキー・ロックリッジ選手に挑戦し、判定勝ちし、3階級制覇に成功しました。
1986年、初防衛戦で、アルフレド・ライネ選手に負けたのをきっかけに1989年現役を引退しました。
不屈の精神力は、負けても階級を上げて挑み続けるところでもわかりますように私も、こんな男になりたいと思ったほどです。